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そして、卒業・・・

まだまだだ、と思っていた卒業式も、旅行から帰ってきたと思ったらすぐだった。


朝の10時から。
2日にわたって6回行われる、その1回目。
4年間仲の良かった友達と待ち合わせて、ゆっくりと最後の京都へ。

個人的には今シーズン初となる雪が舞っていた。
雪の卒業式。
なんとも風情がある。



とある大学のとある学部のとある学科のとある専攻での4年間。
思えば色々あった。
少しぐらいは苦しいこともあった。
でも、それらも含めてこれ以上なく有意義な期間だった。
胸を張ってそう言える。


その中で、本当に素晴らしい人々に出会えた。

大学に入って最初に話しかけて友達になった人は、最後まで何でも話せる仲だった。
人生史上、最も尊敬できる同級生の一人だ。
彼は将来、きっと世間に名を轟かせるであろう。
それはみんな分かっている。笑

オタク系の真面目な人とは、1・2回生のときの授業がほとんど同じでとてもお世話になった。
キャラクターが強すぎるけど、なんとかやっていってほしい。

同じ専攻に中国人がいることにビックリもした。
海外について色々考えるキッカケに間違いなくなった。
2000人の前でのスピーチは伝説だ。

見た目がイカツイ体育会の2人組。
彼らがいなければ、ひっそりと過ごすことになっていたかもしれない。
おかげで楽しく過ごすことができた。
面倒を見た自信はたっぷりあるけど、人気者の2人に憧れる部分も多くあったさ。

専攻一のお調子者が、実は中学校の後輩だった。
彼のおかげで実年齢がすぐにバレていた。笑
それでキャラを確立できたけど。

女の子たちは、パワフルだった。
マジで気の強そうな割に、人見知りでちっちゃくてかわいらしい、とか、
周りに気を配ってると思わせつつもどこか子どもっぽい、とか、
落ち着いたお姉さんに見えてその通りしっかりしてるけど男っぽい性格、とか、
ビックリするくらい何も考えてないけどそのおかげでここまで無事に過ごせてる、とか。

あと、気の弱かったおぼっちゃま。
もう一頑張りをみんな見守っている。

実は仲良くなってから1年も経っていない、ハーフじゃないけど半分アメリカンよ!
君との時間によって、大学生活が3倍は楽しいものになった。
最後の旅行も一番の思い出と言っていいモノになったよ。

その他、大勢!



全体としての式の後、専攻での卒業証書授与式。
先生たちからの一言。
そして、各ゼミの代表者からも一言。
どれも心に響くものだった。

お昼は京都一美味しいと思うラーメン屋さんに行った。
そして、大学に戻ってゆっくりする。


夕方からは、ホテルに場所を移しての卒業パーティー。
少人数の専攻なので、ほとんどの顔と名前が分かる。
だから仲が良い。

立食形式のパーティーで、食事が残っているのを初めて見た。
それぐらい、みんなそれぞれの最後の大学生活を楽しんでいた。

いろんな人とたくさん話した。
今まであまり話したことのない人とも、最後にめちゃくちゃ仲良くなったりもした。
写真も撮りに撮った。
ゼミの先生には、小さなことだったけど最後に誉めてもらえた。
2ショットの写真では肩を組んでくれた。
哲学者風であまり好きじゃないと最初は言っていたけど、好きになりました。
もっとお礼を言えれば良かったと思うけど、それはもっと成長してからにしよう。



そして何より、ゼミの仲間たち。
心から“仲間”と呼べる。
みんなそう思っている。
他のゼミに比べると、ちょっと大人なゼミ。
みんなもそう思っている。
パーティーのあとの2次会は色々あってコーヒーショップですることになったけど、それもウチのゼミらしい。
みんなもそう思っている、はず。


勉強も人間的にも優秀な人が集まっていたので、本当に色々なことを教えてもらった。
最初はそこまで仲が良いとは言えなかった。
なかなか苦労したゼミ発表を終えてから、一気にまとまった感じがした。
みんながいたから、ちょっと苦労した就職活動も乗り越えられた。
バーベキューも楽しかった。
みんなと一番頻繁に連絡する役目をもらって(?)、得をした気分だ。
だって面白いし、関係も深くなるし。


終電まで話した。
その間に一人、また一人と帰っていくにつれ、徐々に「卒業していくんだな」という寂しさに何度となく襲われた。

一生付き合いは続けていく。
励まし合い、競い合い、いずれはみんなでまた何か出来れば最高だ。
普段から言っていたボクたちだけでなく、女の子たちもそう思っていたとは驚いた。

最後の一人と別れてから、みんなに「ありがとう」とメールをした。
と同時に、iPodからその雰囲気に合ったメロディーが偶然流れてきたので、電車の中でも軽く涙が出てきた。
感動屋さんではあるが、普段は我慢するようにしている。
この一日でも、何度も感動するスピーチがあったので危ない場面も多々あった。
そのスピーチをした人に、「マジで泣きかけたわ」と言ったらその人が泣いたときとかは特に。
でも、一人になると我慢できなかったわ。


これからも、お互い幾度となく壁にぶつかるかもしれない。
でも、「君なら乗り越えられるよ」と、みんなが思っている。
みんなで思っているから大丈夫。
本当に素晴らしい仲間に出会えて幸せだ。
ありがとう!!!
それぞれ負けないように、自分らしい立派な人生を送っていこう!





大学生活だけでなく、これまでの人生において多くの人々に支えられてきたことに深く感謝しています。

それは、このブログに来てくださった人たちにも言えることです。
勉強もさせてもらいましたし、時には励ましてもいただきました。
今日をもって、一旦区切りを付けようと思います。
今まで本当にありがとうございました。
と言っても、止めるつもりもありません。笑
暇があれば、何か書くつもりです。
ゆっくり更新していきます。
もしかすると、明日にでもまた始まっているかもしれません。



あるひとつのゴールは、次へのスタートです。
by Identity_10 | 2007-03-22 02:00 | ・VIVA!大学生活


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